昨日の続きです。昨日の記事詳しくは⇒こちら
上手な文章を書けるようになるには、書き写せばいい。
この話には続きがあります。
お手本の選択をまちがえて上質でない文章を書き写すと・・・
大変なことになります。
選んだお手本があまりにも個性が強いもの、
学術論文のように難解なものだったとしたら
本来の自分の文章にはないクセ、
読んでも理解されにくい文章 など、
誰からも上手と思われる文章とは
少しかけ離れたものを身につけてしまうかもしれません。
そして、いったん身につけたものを矯正していくのは
労力と時間をかけても難しいものです。
たとえば、ブログやSNSでの投稿、メルマガなどは
良い文章・悪い文章が混ざっているので、お手本にしない方が賢明です。
「では、何を書き写したらいいの?」ということになりますが、
やはり、過去に書かれ今もなお売れている書籍の文章がおすすめです。
時間の取れない方なら
超短編と呼ばれている文芸作品がおすすめです。
村上春樹さんも書いていますね。
短いものでは、たった1、2行で終わる作品があります。
過去の作家から現代作家まで、日本以外にもいろいろな作家が
あまりにも短い文章を書いています。
短い文章しか書けないのではなく、
短くてもじゅうぶん伝わる文章が書ける、良い手本です。
数行で終わったしまうものは、
話の展開や文のリズムをつかむのに適切ではないかもしれませんが、
単純なので長い文章が苦手な人にも、きっと良い手本となります。
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