お金をかけずに上手に文章を書けるようになる方法・1

「どうしたら上手に文章が書けるの?」

今にかぎらず、子どもの頃からこの質問をよくされてきました。

「文章」のところに入る文字は

「作文」や「小論文」、「レポート」になることも多かったです。

早い人だと小学校に入ったときから、

文章を書くことに頭を悩ませています。

みんなと同じように学校へ行き、勉強しているのに

「どうして上手に書けないのだろう?」と。

子どもの頃は答えられなかったこの質問。

今ならこんな風に提案できます。

その悩みを解決するには・・・

手書きでコピーしてみませんか?

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答えは「書き写す」ことです。

単なるコピー&ペーストではなくて、手書きで。

私は子どもの頃、どうしようもない悪筆でした。

どうしたら字が上手に慣れるのか悩んだすえに

やっていたのが国語の教科書をトレースすること。

そのかいあってか、今は解読可能な字を書けるようになっています。

同時に、模範的な文章を書き写すことにもなっていたのだと思います。

国語の教科書を使って良かった点は

書き写す前に、宿題や予習でひととおり目を通している文章だったので、

どんな風に文章が展開していくのか、理解していたことです。

さらに書き写すことで、

「この一文はもののたとえだけど、こういうことが言いたいらしい」

「この段落は短い文章が多くなって、事実が並んでいる」

「ここは著者の主張の理由が書いてあって、ここからが結論の始まり」

などなど、文章のリズムを体で感じ、覚えることができました。

文章のリズムや意見の主張のしかた、話の展開を体で理解すると、

自分で文章を書いたときに、自然と書き写した文章をまねして書くようになります

(わかる人にはわかるようで、私の文章もよく書き写していた作家さんに似ていると

 言われてしまいます)。

もし、「こんな文章を書いてみたい」と憧れている方がいらっしゃるのなら、

その方の文章を書き写してみるとよいかもしれません。

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