書くことは癒やしだから

以前、リアルの友だちをネット上でブロックした。

なぜなら

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どこを開いても

最初の画面に

彼女のグチやネガティブトークが表示されるようになったから。

当時は通勤時間の暇つぶしにSNSをのぞくことが多かった。

これから仕事に行くのに、

仕事のグチなんて見たくもない。

疲れて帰ってきたのに、

悲観的な話は知りたくない。

いつも私の日記にコメントをくれる友人だったので

帰宅後、コメントを返すことも多かった。

彼女の日記ではさらに深いネガティブトークが繰り広げられていて

コメントは彼女へのなぐさめや励ましが書き込まれている。

最初は

彼女はネガティブな人だということはよくわかっていたので

いつものことだと流せていた。

けれども、私が結婚で仕事を辞め

社会との接点が薄くなっていったあたりから

彼女のひとことひとことが重く感じるようになってしまった。

出産後、

「家に遊びに行きたい」と

彼女からのメッセージをもらったとき

なんだかもう耐えられそうになくて

ネット上での彼女のつながりすべてをブロックしてしまった。

今だったら

つらくなるまえに彼女に本心を伝えられた

と思う。

彼女が

書くことで

つらいこと、嫌なことを吐き出していたとわかる。

本当の自分をさらけだせる場が

ネット上にしかなかったこと。

ネット上で心を開き、受け止めてもらえるだけで

どんなに安心できていたかも。

いつか

誰でも安心して本音を言えて

誰も誰かの言ったことを批判することのない場所を作りたい。

そう思ったのは

彼女とのことがあったからかもしれない。

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