保育園に預けられなかったわけ【離婚後編・1】

実家に戻った年の暮れに離婚が成立した。

戸籍の手続きなどで再び役所へ行ったので、

再び保育園の申し込みが可能か聞いてみた。

その頃には祖父母の年齢もクリアできていたのだが、

今度は

両親の年収が保育料の基準になった。

ひとりは働いているとはいえ、

年収の大部分は年金。

年金が保育料の算定の基準になるのは

正直驚いた。

保育料を払ってしまったら

今の仕事では十分な金額を家計に入れることができない…

十分な収入を得るためには

派遣で働くのがいちばんなのだが

地元では時給が安く

都内まで通うしかない。

だいたい都内までは片道1時間半〜2時間。

通勤時間を考えると

預けてから始業に間に合う勤務時間ででは

お迎えの時間に間に合わず

フルタイムで働くのは難しい。

近隣の保育園に決まれば

送迎に家族の協力も得られるかもしれないが

近くに大きな事業所があるので

在宅ワークで点数の低い私が入れる可能性はかぎりなく低いのだった。

つづく

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