「すみません」と「ありがとう」

本当は「ありがとう」と言うべきところを

「すみません」と言ってしまうこと、

「すみません」ばかりを口にしてしまうこと、

ありませんか?

私も以前は「すみません」を連発していました。

それは

自己肯定感がとてつもなく低かったからです。

何かをしていただいたら

「ありがとう」と感謝の気持ちが先に来るはずなのに、

私なんかのためにしていただいて「すみません」、

申し訳ありませんと本気で思っていたのです。

そんな調子なので、昔は仕事もひとりで抱え込みがちでした。

「すみません」から「ありがとう」と言えるようになったのは、

転職がきっかけでした。

初めての土地で知り合いもいない。

仕事も担当は私だけでひとりですべてをこなさなくてなはならない。

プレッシャーに押しつぶされそうだったのですが、

担当の仕事の前任者や直属の上司に助けられ、一定の成果を出すことができました。

きっと私ひとりでは絶対にあそこまでやりきれなかったと

今でも感謝の気持ちで思い出すことがあります。

仕事の経験が自信になり、気がついたら「ありがとうございます」と

自然に言えるようになっていました。

よくよく考えてみたら、

「すみません」より「ありがとう」の方が

言われる側も気持ちがいいですよね。

子どもが生まれてからは子育てに自信がないせいか

つい「すみません」を連発していることに気づきました。

2015年はもっと多くの「ありがとう」を伝えていきます。

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