昨日、文章は
読んでくれる人の満足だけでもダメ、
自分の満足だけでもダメ と書きました。
詳しくはこちら
両方を満たすことは大変なことです。
けれども、たくさん書いているうちに、自己満足を目標にしていると、
読んでくれる人より先に自分があきてしまうことに気づきました。
それ以来、いつも、今の自分に書ける精一杯の
「誰かへのプレゼント」になるような文章を書くことを目標にしています。
完成した文章を読み返して
言葉にする前に思い描いていたイメージとのギャップに
落ちこむこともしょっちゅうです。
他に自分が得意だと思えることが何ひとつないので
この仕事を続けていますが、
そうでなかったらとっくにやめているのだと思います。
〆切ぎりぎりになっても、ちっともはかどらないときは
宝くじで1等が当たって、何もしないで暮らしている自分を
わからないくらいたくさん妄想しました。
WEB媒体で書く仕事は、反応が得られるものばかりではありません。
時には誰も読む人がいないことが前提で、納品することすらあります。
WEB上の文章は検索されて初めてアクセスされるので、
積極的に見てくれる人がいればいい方。
誰にも見とめられないで終わる仕事もあります。
それでも、アクセスして視界に入ることができたなら、
最後まで読んでもらえるような文章を書かなくてはいけません。
若い頃は接客業をしていたので、
生身のお客さんに「ありがとう」と言ってもらえることが励みになりましたが、
今はコメントなどの反応をいただけるブログやSNSに書くことで
バランスをとっています。
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