以前から気になっていたことがある。
「シクラメンのかほり」という歌のタイトル。
子どものころは気にも留めていなかった。
大人になって、本物のシクラメンが我が家にやってきたとき、
匂いをかいでみたら…
何も感じない!!!
いや、むしろ、
なんだか油くさい!!!
匂いの正体は鉢にささっていた液体肥料だったのだが、
何とも言えない気持ちになった。
私自身が大人になっているにもかかわらず、
大人ってウソつきだ!!!
と、親世代に対して、不信感を抱いたのである。
時は流れて。
昨日の朝、偶然にもTVで次のような主旨の発言をしている
武田鉄矢氏を見た。
「シクラメンのかほりってタイトルの歌があるけれど
本当は香りないですからね。
事実ではないことを言うのはよくない!」
同感。
よくぞ言ってくれた。
心のなかで拍手した。
でも、溜飲が下がったのは
ほんのちょっとの間だけだった。
番組の後半、武田鉄矢氏がこんなことをのたまったからだ。
「人という字は支えあっていないんです!」
やっぱり、大人はウソつきだ…
事実でないことを
本当のことのように言うのは
絶対に良くない!
せめて、
私が自分の責任で書く文章では
絶対にそんなことを書かないぞ!
と、固く誓った朝だった。
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