図書館司書を10年ほどやってきましたので、
上司、先輩、同僚、後輩、部下…
お世話になった方、
知り合った方、
たくさんいるのです。
でも、図書館業界から足を洗ってから、
業界で知り合った人とは積極的に関わらないようにしています。
尊敬している方、感謝している方も
たくさんいるのですが、
大半が
大した仕事もできないのに専門職気取り。
図書館司書という職業の
認知度の低さ
社会的評価が低いことについて
文句ばかり言う人だからです。
専門職なら、もちろん専門知識が豊富なんだよね?
本当の専門職なら、自主的に勉強しているよね?
そんなことを投げかけようものなら、
正規雇用じゃないから。
職場が研修に行かせてくれないから。
言い訳ばかりが返ってきかねないです。
自助努力もしないくせに
次の契約更新してもらえるかしら?
誰々さんに嫌われちゃったから
部署変えられちゃうかしら?
などと、ベクトルのちがう方向に、
全身全霊で心配している。
もともと、求人の少ない業界。
どこに行ってもやっていけるスキルがないと
仕事を続けることが難しいことくらい、
ちょっと考えたら、わかりそうなものだけれど。
求人が少ないということは、
それだけ人材が必要とされていない業界なのだから、
認知度や社会的評価を求めること自体
おかしいと言わざるをえない。
専門職というおかしなプライドが自分の成長を妨げている
としか思えないのです。
私は図書館司書という仕事に
国家資格が必要なほどの専門性を見出せませんでした。
これからの時代は情報を収集するだけでなく、
収集した情報を
どのように分析するか
どのように加工するか
どのように発信するか
この3つに専門性が要求されると思っています。
私は自己の成長のために
この3つの専門性を追求したい。
だから、もう、同じフィールドにいない
図書館時代の人たちと、関わりたいと思う理由がないのです。
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