テレビでアンパンマンのアニメが始まると
毎度のことながら
何とも言えない気持ちになる。
♪ 愛と勇気だけが友達さ ♪
ここにひっかかる。
もちろん正義のために
みんなのために戦うわけだから
友だちを巻きこむわけにいかないのはわかるのだけど
孤独すぎる…
誰か「一緒に戦おう」って言ってくれる人はいないの?
実際にアニメを見ていると
アンパンマンがピンチのときに
バイキンマンに立ち向かってくれるキャラクターは
ちゃんと存在するのだけれど。
もちろん、
自分の人生や生き方に責任をもつのは自分自身だから
アンパンマンマーチの世界観には深く賛同している。
それでも、
毎日のように
歌をとおして
この価値観に子どもたちが触れていくのは
どうなのだろう。
言葉の意味がわかっていない子どもが
あたりまえのことのように
無邪気に歌うのは…
成長したら、ある日突然、歌詞の意味するところを知って
はっと口をおさえる日も来るのだろうけれど…
人生はひとりで生きていくもの。
でも、ひとりがつらかったら
誰かに助けを求めてもいいのでは?
と、思ってしまうのです。
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